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​地方会会長挨拶
日本核医学技術学会 第31回東北地方会 総会学術大会開催に寄せて

   日本核医学技術学会 東北地方会  

会長 羽田野 政義  

   日本核医学技術学会 第31回東北地方会 総会学術大会を、令和8年9月5日(土)・6日(日)の両日、仙台市の東北大学星陵キャンパス 星陵オーディトリアム(星陵会館)にて開催する運びとなりました。本大会の開催を心よりお慶び申し上げます。

   開催にあたり、三浦一隆大会長、及川隆慎実行委員長をはじめとする実行委員会の皆様のご尽力、ならびに東北地方会の核医学関連施設の先生方、賛助企業の皆様のご協力に厚く御礼申し上げます。

   今回のテーマは「核医学技術の今を育み未来を創る ~Staying True to Our Origins~」です。このテーマに込められた想いは大会長挨拶に詳しく述べられておりますので、ぜひご一読ください。我々が創生期の理念や伝統といった「ルーツ」を大切にしながら、現代・未来のニーズや技術変化に対応していく姿勢を象徴する素晴らしいテーマであると感じております。

 従来の検査・診断技術に加え、核医学治療・内用療法・セラノスティクス(theranostics)の進展により、核医学技術の「今」は大きな変革期にあります。本会は、技術者が現状を深く理解し、未来を創造していくための大きな足掛かりとなるでしょう。

   さて、今期は診療報酬改定が行われました。令和8年3月5日付の厚生労働省告示に基づき、診療報酬の算定方法や施設基準等が改定され、本年6月1日より施行されます。今回の改定では、遠隔画像診断やPSMA検査に加え、去勢抵抗性前立腺癌へのPSMA治療、および神経芽腫へのMIBG治療に関する放射線治療管理・実施料が明記されました。

 特に、177Lu標識ルテチウムビピボチドテトラキセタンによるPSMA治療の開始は、177Lu-DOTATATEに次ぐ新薬剤での放射性リガンド療法(RLT)として大きな期待が寄せられています。さらに、将来的にはアルファ線放出核種による高い治療効果も期待されています。内用療法は国家戦略として推進されている一方、病床数の不足や核種の供給体制など課題も山積しておりますが、今後、核医学が大きく発展する鍵となるのは間違いありません。

   本会の目的である東北6県と新潟県の核医学技術関係者の「研究と交流の促進」「資質の向上と相互の親睦」をより深めるため、一人でも多くの方々にご参加いただけますようお願い申し上げます。日頃の研究成果を持ち寄り、「今」を語り合い、「未来」を創る知見を得る場として、本会を最大限にご活用ください。

   最後になりますが、本大会が東北地方の核医学技術のさらなる発展と、核医学診療の輝かしい未来に繋がりますよう、皆様の多大なるご協力とご支援をお願い申し上げ、開催の挨拶とさせていただきます。

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